化粧品成分って安全!?基礎化粧品選びの3つのポイント

花嫁

基礎化粧品の成分表示を見たことがありますか?

パッケージにはたくさんの成分が記載されていますが、化粧品の構成や成分の役割がわかると基礎化粧品選びが楽になります。

今回は基礎化粧品の成分と、選び方についてご紹介します。
これできっとお気に入りの基礎化粧品が見つかるはずです。




基礎化粧品選びの3つポイント

cosmetic2

基礎化粧品を選ぶときに参考にすることは、CMなどの宣伝、口コミ、パッケージ、値段など様々あると思います。

しかし実際に試してみると、自分には合わないと感じた人はいるでしょう。

自分の肌質を知ること

まず基礎化粧品選びで重要なポイントは、自分の肌質を知ることです。

肌質は年齢とともに変わってくるので、同じ化粧品を使っている人は注意が必要です。
20代前半は脂性肌や混合肌だった人が、20代後半から30代で乾燥肌になる人も多いので、まずは肌質チェックをしましょう。

肌質チェックは化粧品売り場で気軽にしてもらえます。
ドラッグストアなどでもコスメ担当の人がアドバイスしているところもあります。



そして自分の肌質がわかったら、それに合った化粧品を選ぶわけですが、CMや口コミは参考程度にしたほうがよいでしょう。

その理由は肌質が、一人ひとり違うためです。

CMで有名だからとか、高い化粧品だからよい化粧品とは言えない場合もありますし、無添加化粧品や自然派化粧品が肌に合うとも限りません。

ストレスなく使えること

基礎化粧品選びの2つめのポイントは、その化粧品を自分がストレスなく使えることです。

使用感や香り、値段などにおいて気になる点があるようなら、自分に合っているとはいえないでしょう。

服を試着するのと同じように、化粧品も可能であれば試してから使うようにしてください。

デパートにあるような基礎化粧品なら大抵はサンプルがありますし、ドラッグストアでもトライアルセットなどがある化粧品もあります。

比較的高級なコスメはサンプルで試しやすいのですが、1,000円程度のリーズナブルな基礎化粧品は試すことが難しい場合が多いです。

では、どのように選ぶのがよいのでしょうか。

成分の役割を知ること

3つめのポイントは、成分の役割を知ることです。

化粧品は薬機法(旧:薬事法)で配合成分を全て表示することが、義務付けられています。

自分が敏感肌や乾燥肌なら、保湿剤の成分が含まれた化粧品を探してみましょう。

リーズナブルな化粧品は配合がシンプルで使いやすい反面、エタノールが含まれている場合もあります。

エタノールはアルコールのことで、刺激を感じることがありますので敏感肌、乾燥肌の人は避けたほうがよいでしょう。


スキンケア商品の種類

cosmetic3

では、さっそく成分を確認しようと思ってパッケージを見ると、化粧品と医薬部外品といった種類があることに気がつくかもしれません。

スキンケア商品には化粧品、医薬品、医薬部外品の3つの分類があります。

化粧品は肌を清潔にし、美化し、肌に優しい成分が配合されたもののことを指します。

私達が毎日使っているクレンジングや美容液などの基礎化粧品から、シャンプー、リンス、歯磨き剤、マニキュア、香水などの多くが化粧品の分類になります。

医薬品は病院やドラッグストアなどで扱っているもので、効能、効果が認められたものを言います。
スキンケアでいうと、保湿剤のヒルドイドやニキビ薬のダラシンなどが有名ですね。

医薬部外品は、化粧品と医薬品の中間で、医薬品ほど効能、効果はないけれど、穏やかに人体に作用するものです。

薬用化粧品と呼ばれるものや、ヘアカラー、入浴剤、制汗剤などがあります。

より効果を求める場合は、化粧品より医薬部外品、そして医薬品を選ぶとよいことになりますが、医薬部外品や医薬品は効果がある反面、副作用などのデメリットもあります。


化粧品の4つの構成

cosmetic4

化粧品の成分表示は配合量の多いものから記載されていますが、配合量1%未満のものは順不同に記載されています。

横長のカタカナがずらりと並んでいて非常にわかりづらいのですが、化粧品は大きく分けて4つの構成で作られています。

基材

その化粧品の土台となるものです。
ローション、クリーム、ジェルなどで基材は変わってきますが、成分表示の1番上に記載されています。

水、ミネラルオイル、セタノール、グリセリン、BGなどがあります。

機能成分

その化粧品のポイントとなる成分です。
例えば保湿化粧品だったらコラーゲン、ヒアルロン、セラミドなどで、美白化粧品だったらビタミンC誘導体(リン酸ビタミンC)、アルブチンなどです。

香料、色素

香料は原料の香りを隠すために配合されたり、化粧品の付加価値を高めたり、リラックス効果を与えたりする目的で配合されます。

天然香料は高価なため、多くが合成香料で天然香料の香りに似せて作られています。
リモネン(オレンジ)、リナロール(スズラン)、メントール(ハッカ)などがあります。
成分名だけではあまり天然の香りがイメージしづらいですね。

色素は近頃の基礎化粧品で配合されることはあまりありませんが、アイシャドウ、口紅などに配合されています。
赤色102号~、青色201号~、緑色201号~など様々あります。

安定化成分

化粧品には様々な成分が入っているため、そのままでは品質が低下したり、微生物が発生して腐ったりしてしまいます。

長く使うことも想定されているので、品質を維持するために増粘剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、キレート剤などが配合されています。

増粘剤はキサンタンガム、カルボマーなど、pH調整剤はTEA、クエン酸などがあります。

酸化防止剤はBHT、アスコルビン酸があり、防腐剤はパラオキシ安息香酸(パラベン)やフェノキシエタノールなどがあります。
キレート剤については後ほどご紹介します。


機能成分の役割とは?

cosmetic5

では、自分の肌質に合った機能成分はどのようなものがあるのでしょうか。

機能成分には皮膚表面を通過し、角質層まで浸透する成分もいくつかあります。
それはあなたにとって、よい成分ばかりとは限りません。
肌質によって合わないものがあるので、肌の異常を感じたら使用を控えてください。

洗浄成分

クレンジングや洗顔料に配合されています。
洗浄力が高いものは、皮脂まで落としてしまうので敏感肌、乾燥肌の人は控えたほうがよいでしょう。

コカミドプロピルベタイン(刺激が弱めで敏感肌の人むけ。安全性高い)
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(クレンジングに多く配合。安全性高い)
ラウレス硫酸Na(洗浄力が高い。敏感肌や乾燥肌の人は刺激を感じる場合も)

保湿成分

多くの化粧品に配合されています。
コラーゲンなど分子が大きいものは、加水分解といって分子を小さくしてより角質層に浸透しやすくしているものがあります。

ただし、分解しすぎて本来の成分ではなくなっているものがあるので、パッケージや広告を信頼しすぎないようにしましょう。

グリセリン(多くの化粧品に配合されている安全性の高い保湿成分。)
BG(多くの化粧品に含まれているが、アレルギーの報告あるため敏感肌の人は注意)
コラーゲン(加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンなど。)
ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Naなど)
PCA-Na(NMFという保湿成分の1つ)
セラミド(セラミド1~3、6など)
植物エキス(アロエエキス、トウニンエキスなど)

抗炎症成分

肌の炎症を抑え、肌荒れを防ぎます。
敏感肌やニキビ肌の人は抗炎症成分が配合された化粧品がおすすめです。

アラントイン(抗炎症、細胞賦活、美白効果あり)
グリチルリチン酸2K(抗炎症、抗アレルギー作用あり)
植物エキス(カミツレエキス、ラベンダーエキス、ローズマリーエキス)

美白成分

美白成分は有効成分として、医薬部外品のものが多いです。
そのため刺激があったり、値段が高かったりします。

効果を求める場合は、多少肌への刺激がありますが高濃度のビタミンC誘導体か、ハイドロキノンがよいでしょう。

乾燥肌か敏感肌の場合はアルブチンやカミツレエキス配合のものがよいでしょう。
しみを消すことはできませんが、今後のしみ対策として有効です。

ビタミンC誘導体(リン酸ビタミンC、ステアリン酸アスコビルなど)
トラネキサム酸
アルブチン
ハイドロキノン
植物エキス(カモミラET、カミツレエキス、ユキノシタエキスなど)

紫外線防止剤

紫外線防止剤は紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
紫外線散乱剤は、成分の粒子が紫外線を反射させて皮膚へ浸透するのを防ぎます。

紫外線散乱剤は酸化チタン、酸化亜鉛が多く使われています。
紫外線吸収剤よりは刺激が少ないので、敏感肌の人はこちらを選ぶようにしましょう。

ご紹介したのはほんの一部ですが、多くの化粧品が機能成分として配合している成分です。
気になる成分を見つけたら、ネットなどで調べてみることをおすすめします。


化粧品成分の安全性とは?

cosmetic6

化粧品には配合する成分の制限、禁止項目を載せた化粧品基準があります。
その化粧品基準で、防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素について配合が規制されています。

防腐剤

防腐剤といえばパラオキシ安息香酸エステル(パラベン)で、パラベンが配合されていないパラベンフリーの化粧品も多くありますよね。

パラベンフリーでも他の防腐剤が含まれていて、敏感肌の人はその成分が肌に合わないこともありますので注意が必要です。

パラベンは配合量が規制されているので、安全性は高いです。
むしろパラベンフリーと表示していて、様々な防腐剤を配合した化粧品で刺激を訴える人もいます。

防腐剤は種類がありますので、パラベンフリーといっても防腐剤が含まれていないわけではありません。
例えば、以下のような成分があります。

安息香酸(安息香酸Na)
サリチル酸(サリチル酸Na)
ソルビン酸(ソルビン酸Na)
フェノキシエタノール
植物エキス(ヒノキチオール、ローズマリーエキスなど)
酸化銀など

紫外線吸収剤

紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、他のエネルギーへ変換して放出します。
配合量は規制されていますが、肌が敏感な人はかぶれや炎症などを起こしやすい成分です。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
オキシベンゾン3
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなど

タール色素

タール色素のついては「医薬品等に使用できるタール色素を定める省令」に準用されています。
そのため安全性が高く、発がん性が高い色素は配合禁止となっています。

界面活性剤

界面活性剤とは混ざり合わない水分と油分を乳化させる働きをする成分です。
皮脂膜を溶かし皮膚内部まで浸透、細胞を変性させる可能性があることから、界面活性剤フリーの化粧品も多くなりました。

化粧品に使われている界面活性剤は食品に添加されているものと同じものを含むので、安全性が高いといえるでしょう。

界面活性剤はたくさん種類がありますが、以下のようなものを覚えているとよいです。
水添レシチン
PEG-60水添ヒマシ油
ポリソルベート
コポルマーなど


化粧品の豆知識

cosmetic7

化粧品の使用期限とは?

化粧品には未開封で3年間品質が維持できるよう薬機法で定められています。
そのため通常は3年以上もちますが、使用期限が書いてあるものはもっと短いので確認が必要です。

開封直後から品質は低下していきます。
なるべく早めに使い切るようにしましょう。

水って普通の水?

化粧品に使われている水は金属イオンなどを除去した精製水を使われていることが多いです。
上水道水の場合、水の含まれるカルシウムやマグネシウムなどのイオンが化粧品成分と結びつき変性してしまう場合があります。
また、他の化粧品成分同士が化学反応を起こす場合もありますので、それを防ぐ役割もあります。

それを防ぐためにキレート剤と呼ばれる、それらのイオンを引きつけ封鎖する役割をする成分が配合されます。

成分名はEDTA、クエン酸、リンゴ酸などがあります。

コスメカウンターは気軽に行けるもの?

デパートなどのコスメカウンターは敷居が高いと感じている人もいるようです。

マンツーマンで肌質チェックをされるのが恥ずかしかったり、商品を試した後に断りにくかったり、そもそも会話が心配という人もいるかもしれません。

しかしながら、大抵の販売員さんはガツガツと化粧品を押し付けてきたりはしないはずです。

肌質をチェックしてもらったからといって、必ずしも買わなくて大丈夫ですし、少し考えたいと思ったらその意志を伝えれば販売員さんも了承してくれます。

最新の美容知識をもっている人たちですので、気軽にお話してみましょう。
基礎化粧品だけでなく、メイクのアドバイスもしてもらえるのでおすすめですよ。


まとめ

化粧品選びの第一歩は肌質を知ることです。
ずっと同じ化粧品を使い続けている人は、肌質チェックをしてもらいましょう。

そして口コミやCM広告に惑わされないよう、化粧品成分の役割を確認しましょう。

そして何よりも、ストレスなく使えることが1番大切です。

時間がかかるかもしれませんが、そうして見つけた化粧品こそ、肌を健やかに維持してくれるものとなるでしょう。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧