無料ソフト・アプリで初心者でも簡単!結婚式の手作りプロフィールムービー

プロフィールビデオ

結婚式の準備中、予算より大幅にオーバーしてしまったという方いらっしゃいませんか?
小さな予算オーバーが積もり重なって、「何か諦めなきゃ!」と思っている方。

こだわったドレスや料理を慌ててダウングレードする前に知っていただきたい予算削減ポイントがあります。
それは結婚式の映像演出の一つ「プロフィールムービー(ビデオ)」を手作りすること。

予算を削れるだけではなく手作りするメリットはたくさん!写真をスライドショーのように動かすだけなので、お手持ちのパソコンにすでに入っているソフトや無料のスマートフォンアプリで簡単に作ることもできるのです。

1.プロフィールムービーとは?

結婚式におけるプロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちと二人の馴れ初めを紹介するショートムービーのことです。
写真と一緒に思い出を振り返るコメントを入れ、二人の人となりを紹介したりや家族やゲストへのメッセージを織り込んだりします。

流すタイミングは主に二つあります。

一つ目は中座中です。
このタイミングで流すメリットは歓談中のゲストを飽きさせず楽しんでもらうことができること。
新郎新婦が席を離れている間、プロフィールビデオがその場をつないでくれるのです。

二つ目は披露宴入場前です。
オープニングムービーとして流し、会場の雰囲気を盛り上げたところで主役の二人が入場します。

2.自作プロフィールムービーのメリット

プロフィールムービーを自作にするメリットは主に3つあります。

2-1.高い料金を削減できる!

プロフィールムービーは式場で注文すると、1万円~4万円ほどかかります。
「あれ?ビデオってこんなに高いの?」と思った方もいらっしゃるのでは?

特に式場で注文した場合は高額な値段になります。
原因は「中間マージン」と言われる式場の収益源の1つになっている映像業者からの紹介料としてのいわゆる中抜きです。

映像に限らずですが結婚式場は様々な業者と提携しており、業者に対してお客様を紹介するという仕組みになっています。

この紹介料がプラスされ、実際の商品の価格よりも大幅に高くなってしまうのです。

中には、サンプルを見てもそれだけのお金を払う価値があるのか……と疑問に思うものもあるかと思います。
その点、フリーソフトなどを使って手作りすれば費用を0にすることができます。

2-2.作成が簡単にできる!

せっかくの晴れ舞台を映像に残したいという方は多いのではないでしょうか。

結婚式の映像演出にはプロフィールビデオの他にもいろいろなものがあります。
結婚式の最後に流す映画のようなエンドロールや式後まで撮影する記録動画などです。

しかし、そのほとんどはプロ並の技術がいる難しいものばかり。

エンドロールは挙式から披露宴途中までを撮影し、その場で編集、そして披露宴の最後に流すもので「撮って出し」とも言われます。
素早さと正確さ、そして美的センスが問われ、高度な撮影編集技術が必要になります。

記録撮影はエンドロールとは異なり、実際の現場の音で録画されます。
記録撮影を業者に依頼しない場合は友人や親戚に依頼するという方法もありますが、素人ならではの限界も。
撮影位置が悪く肝心の場面が写っていなかったり、手ブレやピンボケで何が写っているかわからないということはよくあることです。

しかし、プロフィールムービーはこれらの映像に比べ素人でも簡単に作ることができるのです。
その理由は「静止画」と「短さ」にあります。

まずプロフィールムービーは写真を使います。静止画を使った映像制作は動画よりもはるかに簡単です。
パソコンにあらかじめ入っているソフトを使ったり、専用のアプリを使えば写真と音楽を当てはめれば簡単にできるものもあるのです。
無料で簡単にできるプロフィールムービーの作り方は後でご紹介します。

そして、短さ。
新郎の写真を10枚、新婦の写真を10枚、そして二人の写真を10枚それぞれ使うとします。
一枚あたり7〜9秒ほど表示するとすれば、プロフィールムービーはだいたい5〜6分程度に仕上がります。
このくらいであれば忙しい結婚式の準備にもそれほど負担にならず作ることができるのです。

2-3.自分イメージ通りに作成できる!

自分のイメージ通り作ることができるので、オリジナリティを出したい方にオススメです。
また、式を挙げる本人が自作したとゲストが知れば、盛り上がり感動を呼びます。
多くの新郎新婦が挙げる結婚披露宴を開く意味の一つに「感謝の気持ちをこめてゲストをもてなす」ということがあります。
形のない「感謝の気持ち」を自作のプロフィールムービーによって形にすることができるのです。

3.プロフィールムービー基本的な作り方

それではどのようにプロフィールムービーを作ったらいいのでしょうか。
まずは基本的なプロフィールムービーの構成についてご紹介し、次に準備するもの、無料で使えるオススメの編集ソフト、効果的なコメントのつけ方をお教えします。

4.プロフィールムービーの構成

プロフィールムービーは主に新郎パート、新婦パート、二人のパートの3つのパートで成り立っています。

4-1.新郎パート/新婦パートの構成

幼少のころから今の環境に至るまでの紹介をします。


1枚目:○○年○月○日 △△家長男として誕生
2枚目:幼いころはおじいちゃん子でした
3枚目:小学校で少年野球チームに入りました
4枚目:中学校でも野球一筋!
5枚目:高校では体育祭で赤団団長に!
6枚目:大学ではアカペラサークルに所属
7枚目:卒業旅行は九州横断!
8枚目:○○社に入社 尊敬する人たちに囲まれています
9枚目:初の海外旅行は韓国!
10枚目:これからもよろしくお願いします!

枚数は大体10枚~15枚くらい。あまり多いとムービーがだらだらと長くなり、ゲストが途中で飽きてしまうことも……。そうならないためにも写真は厳選しましょう。
「じゃあどんな写真を選んだらいいの?」という方に、写真選びのコツをご紹介します。

4-2.二人パートの構成

二人が出会ってから今日に至るまでの日々を振り返ります。


1枚目:出会ったのは高校のとき
2枚目:部員とマネージャーという関係
3枚目:初デートは水族館
4枚目:仕事帰りに二人で野球観戦!
5枚目:遠距離になってもお互いの誕生日はお祝い
6枚目:ハワイでサーフィン!最高の思い出
7枚目:プロポーズは思い出の水族館で
8枚目:両家顔合わせ食事会
9枚目:○月○日 婚姻届を提出
10枚目:こんな二人ですがこれからもよろしくお願いします

二人のパートも写真は10枚~15枚程度に抑えるようにしましょう。
出会い~お付き合い~プロポーズ~婚約(食事会、婚姻届)の流れで二人の馴れ初めを紹介しましょう。
最後の写真のコメントはゲストに向けたメッセージにするとぐっとまとまった印象になりますよ。

5.写真選びのコツ

ポイントは人となりがわかるような写真を選ぶこと。
結婚式には相手方の友人や親族など、あまり新郎や新婦のことを知らない人もいます。

そんな人に自己紹介の意味も込めて”自分らしい”と思えるような写真を選んでみましょう。
小さいころは活発だったのか、大人しかったのか。学生時代はどんなことに夢中だったのか。
どんな人たちに囲まれて過ごしていたのか……。そんなことからあなたの人となりは伝わってきます。

結婚式に来てくれたゲストが映っている写真を選ぶのもいいですね。
自分が映っている写真が使われていればゲストに喜んでもらえること間違いなしです。
集合写真を使う場合、顔がわからなくなるほど小さくて嫌な場合は、集合写真の後に自分が映っている部分を拡大して見せる方法もあります。

6.準備するもの

・写真(新郎、新婦、二人のものそれぞれ10~15枚くらい)
・音楽(各パート1曲ずつで合計3曲でも、1曲でも)
・写真と一緒に流すコメント
・編集する機械(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)
・編集ソフト(パソコンの中に入っているソフト、スマートフォン用のアプリなど)

7.写真について

写真はカメラで撮って現像したものと携帯やスマートフォン、タブレットなどで撮ってデータのものと2種類あるかと思います。
ここでは種類ごとに写真の取り込み方をご紹介します。

7-1.現像の写真の取り込み方

現像写真はスキャナーで取り込みます。
スキャナーはプリンタに内蔵されている事が多いです。
今回はEPSON Scanを使った写真の取り込み方をご紹介します。
プリンタの種類によって細かい設定方法は異なりますが、基本的なやり方は同じです。
ぜひ参考にしてみてください。

1.プリンタの電源を入れる
2.パソコンに入っている「EPSON Scan」を立ち上げる
するとスキャンの設定場面が立ち上がります
3.スキャンの設定をする

[モード]プロフェッショナルモード
[設定保存]名称:現在の設定
[原稿設定]原稿種:反射原稿
取込装置:原稿台
自動露出:写真向き
[出力設定]イメージタイプ:24bit カラー
解像度:360dpi

基本的には初期設定でOKです!

4.スキャナーに写真をセットする (※普通サイズの写真は5枚入ります)
ここで、あとあとスキャンが楽になるポイントをご紹介します!

ポイント①
写真1枚1枚の間は空ける!
…後でパソコン上で1枚1枚に切り取る時に写真の境目が分かりやすくなるため

ポイント②
写真はスキャナーの枠にぴったりくっつける!
…後でパソコン上で1枚1枚に切り取る時に写真をまっすぐ切るとるため

5.写真をセットし終わったらスキャナーのふたを閉じる

6.プレビューボタンを押す
スキャンが開始されます
スキャンが終わるとプレビュー画面が立ち上がります

7.プレビュー画面で写真を1枚1枚切り取る
(1)プレビュー画面にある「イメージの位置自動検出」をクリック

(2)写真が検出される

(3)1枚の写真に点線を合わせる
①点線の右下の角にカーソルを合わせ一枚分のサイズに合わせる
※このとき写真より少し内側になるように点線で囲むと余白がなく綺麗です

(4)点線を複製する
①プレビュー画面にある「複製」をクリックすると点線が複製されます

(5)他の写真も同じ要領で点線で囲む

(6)すべての写真を検出する
プレビュー画面にある「全選択」をクリック
※この作業をしないと写真が1枚しかスキャンしてくれなくなります。

8.写真をスキャンする
EPSON Scanウィンドウの右下にあるスキャンをクリック

9.保存先ファイルを指定する
保存先フォルダ:任意のフォルダ

(1)保存先フォルダを指定したらOKをクリック

(2)スキャンが始まり、フォルダに保存されます

10.同じ要領で行程4から次の写真をスキャンする

11.プレビュー画面を初期画面に戻す
6の工程までやったらプレビュー画面にある「消去」をクリック
すると前スキャンした写真の点線部分が消えます
12.行程7から同じように作業をしていく

7-2.データの写真の取り込み方

次は携帯、スマートフォン、タブレットなどで撮った写真をパソコンに取り込む方法をご紹介します。

SDカードが内蔵されている携帯・スマートフォンの場合
撮った写真をSDカードに移動させます。
SDカードを取り出し、パソコンに接続、データをパソコンに移動させます。

SDカードが内蔵されていないスマートフォン(iphone、iPadなど)の場合
パソコンとスマートフォンをUSBケーブルでつなぎ、任意の写真をパソコンに移動させます。
もしくは撮った写真をクラウドなどにアップロードしパソコンと共有します。

8.音楽について

音楽は新郎、新婦、二人とそれぞれ別の曲を使って3曲構成にするといいでしょう。
3曲で構成する場合は曲が切り替わるきにフェードアウトして音を小さくしていくと綺麗につながりますよ。

3曲構成のメリットは新郎新婦がそれぞれ好きな曲をチョイスできるところ。
デメリットは曲の編集が必要なため、ちょっと難易度が高くなるところです。
「曲の編集なんて難しくてできない!」という方は1曲で構成する方法がオススメです。

3曲に分けず1曲構成にするメリットは、曲を入れるだけなのでムービー作りが簡単なこと。
デメリットは、あまりにたくさんの写真を紹介する場合、写真の表示時間が短くなってしまうことです。

目安ですが、1枚あたりの写真表示時間が7秒〜9秒あたりだと写真もコメントもしっかり見ることができます。
それより短い秒数になると、長めのコメントが読みきれなくなったり、集合写真で新婦新婦の顔が見つけられなかったり、思い出に浸る余裕がなくなってしまったりします。
1曲構成にする場合は曲の長さを考えて写真を厳選し、少なめにするようにしましょう。

3曲構成、1曲構成の他、新郎新婦のパートで1曲、2人のパートで1曲を使い、合計2曲構成にする方法もあります。
2曲構成のメリットは1曲構成よりもゆったりめに作れることです。
写真が絞りきれなくてどうしても多くなってしまう…という方にはオススメです。

9.音楽著作権について

プロフィールムービーを自作する際に注意していただきたいことがあります。
それは音楽の著作権です。
プロフィールムービーを結婚式で流す際、音楽の著作権に引っかかってしまうことがあります。

著作権については難しいと感じていらっしゃる方も多いことでしょう。
そこで今回は結婚式で自作ムービーを流す場合にからんでくる著作権に絞って説明いたします。

結婚式でプロフィールムービーを自作で流す際、知っていただきたいのは「上映・演奏権」「複製権」の二つです。

9-1.音楽の上映・演奏権

「上映・演奏権」とは公に音楽を演奏したり、市販のCDを再生したりして公衆に直接聞かせることを独占する権利のことです。
この「公衆」は著作権法第2条5項によれば「特定かつ多数の者を含むもの」とされており、結婚式での音楽の再生も演奏権者の許可が必要になります。

9-2.音楽の複製権

「複製権」とは市販のCDをコピーしたり曲の一部を編集して曲の一部を他のCDに写すときに生じる権利のことです。
プロフィールムービーで市販の音楽を編集する場合も注意が必要です。
許可を得るには管理団体に権利許諾を申請しましょう。
大体の曲はJASRACで申請することができます。
個人でも申請できるので、市販のCDを使ってプロフィールムービーを作りたい!という方は検索してみましょう。

「著作権はややこしくてなんだか面倒くさい……」という人は著作権フリーの音楽を使うといいでしょう。
著作権フリーでも結婚式のプロフィールムービーに使えそうな曲はたくさんあります。
気になる方はぜひ探してみてください♪

10.オススメの無料編集ソフト

10-1.Windows内蔵の「ムービーメーカー」

Windowsのパソコンをお使いの方はあらかじめパソコンに内蔵されている映像編集ソフト、「ムービーメーカー」がオススメです。
スライドショーのような仕上がりで、プロフィールムービーにはぴったりの編集ソフトだと言えます。

あらかじめアニメーションのついているテンプレートのスライドショーが入っているため、写真を当てはめていくだけで簡単に作ることができますよ。
操作ボタンもわかりやすく、動画編集初心者の方でも作りやすくなっています。

10-2.Mac内蔵のアプリ「iMovie」

MacのパソコンやiPadをお持ちの方は、標準搭載されている「iMovie」がオススメです。
映画予告風の映像が作ることができます。
「シンプルなスライドショーでは物足りない!」「おもしろくて楽しいムービーを作りたい!」という方にはとっておきのアプリです。

「iMovie」にはあらかじめ用意されたムービーテンプレートがあります。
サンプルを見るととても凝った造りになっていますが、こちらもシーンごとに写真とコメントを当てはめていくだけ!BGMもあらかじめ用意されているので、簡単にクオリティの高い動画を作れます。
写真や動画、音楽の取り込みもとても簡単で、iPhotoやiTunesなどMacのアプリを使い連携することでスムーズに制作する事ができます。

映画予告風のテイストにも色々あり、「ロマンス」「ホラー」「ヒーロー」「アドベンチャー」「ティーンズ」などのテーマがあります。
「iMovie」で結婚式のプロフィールムービーを作るとしたら「ロマンス」や「ティーンズ」がオススメです。
その他にも「アドベンチャー」や「ヒーロー」などにすれば面白おかしく明るいプロフィールムービーにすることも可能です!

どのタイミングでどの写真を入れるかはテンプレートの絵コンテを参考にすればOK!コメントの入れ方もテンプレートに打ち込めば勝手に動画に反映してくれます。

10-3.スマートフォン用アプリ「Film Story」

スマホに入っている写真や音楽を使って簡単にできるところが魅力の無料動画編集アプリ。
「Film Story」ほ写真や動画をドラッグ&ドロップで並べるだけで簡単に動画編集ができちゃいます。

他の動画編集アプリに比べて「Film Story」が優れているところは、字幕も好きなだけ追加できるところ。
テンプレートに組み込むアプリは1つのシーンにつき、1つの字幕しか組み込むことができないことが多いです。
しかし、このアプリはその点を解決しました。
位置も大きさも自在に変えることができるので、コメントの他に集合写真で本人の位置を指し示したり、ちょっとしたセリフを加えることもでしますよ。

フォントも明朝体やゴシック体だけではなく、丸文字や手書き風文字などかわいいフォントがたくさん!
自由に使える音楽素材も50曲入っており、その他にもiPodからも選曲できるので、曲選びに困るなんてことはありません。

注意点はムービーの長さが無料版では30秒までになること。それ以上の長さのムービーを作りたいときには有料版へのアップグレードが必要になります。

10-4.スマートフォン用アプリ「SlideStory」

「SlideStory」はフィルターで画像の加工ができるので、オシャレなショートムービーが作成できます。
また「SlideStory」で動画を撮影し、ショートムービーをつなぎ合わせることも。写真でも動画でもどちらでも作れるところが魅力です。

スマートフォンに入っている写真のほかにも、instagramやFacebook、Flickrにアップされている写真からも作成が可能です。

最後にはオリジナルのエンディングメッセージをつけることができるので「Just Married」「こんな私たちですがこれからもよろしくお願いします」などのコメントをつけるのもいいでしょう。

注意点は著作権上の理由からiPodなどの曲をBGMとして使うことが出来ないところ。
しかしオリジナルBGMがアプリの中にたくさんあるのでご安心を。感動系、明るい系など様々なテイストがあるので曲選びに問題はなさそうです。

作成した動画はカメラロールに保存し、パソコンに接続することで動画をパソコンに移動させることができます。もしくはDropboxを使ってスマホとパソコンを共有することでできます。

11.コメントの工夫

プロフィールムービーには魅力的なコメントが不可欠です。
そこで次に写真にぴったりのコメントのつけ方をご紹介します。

コメントはポイントは短くまとめること。
25文字以内が理想的です。
あまり長くなりすぎるとスクリーンに遠いゲストが見えないということになってしまいます。

コメントの種類には二つのパターンがあります。

一つ目は説明文のようなシンプルな文章(例:「○月○日 ○○家長男として誕生」)。

二つ目は感情を織り交ぜた話し言葉の文章(例:「小さいころはおじいちゃん子でした」)です。
説明文の文章は分かりやすく当時を振り返られますし、感情を織り交ぜた文章は当時の気持ちを表すとともにゲストの感情も揺り動かします。
大切なのはこの二つの文章をうまく使い分けること。
説明文章ばかりではそっけない印象になってしまいます。
反対に感情的な文章だけではくどい印象を与えてしまうこともあるのです。

ではどう使い分ければいいのでしょうか。

11-1.このコメントを読んでどう感じますか?

例えば小学校の校門の前で映っている写真にコメントをつけるとします。

A「○○年○月○日 △△小学校に入学」
B「ピカピカの一年生 『ランドセルが歩いてるみたい』と笑われました」

AとBの文章を読み比べてみて、あなたはどう思いましたか?同じ写真でもコメントによって全く見方が変わりますよね。
Aのコメントを読んだゲストは「あ、あそこの小学校に通ってたんだ」と思うでしょうし、Bのコメントを読んだゲストは「あの人にもあんなに小さな頃があったんだなあ」と思うでしょう。

次の例は、高校の友達と一緒に映っている写真のコメントです。

A「つらい時も楽しい時も 一緒に過ごした高校のメンバー」
B「〇〇ちゃんたちとは放課後△△(地元のゲームセンターの名前)でたくさん遊んだね」

こちらのAとBの文章は読み比べてみていかがでしたでしょうか。
ぜひ、ゲストになったつもりで考えてみてください。

AはBと比べ淡々としています。
人によっては、”無難だ””ありがちだ”と思う人もいることでしょう。
しかし、この文章の良さは、「誰が見ても状況を理解できる」という点にあります。
あなたがもしこの友達ではなかったとしても、すんなりと頭に入ってきませんか?
それはこの文章が「広い人に向けられている文章」だからです。

ではBの文章はどうでしょうか?
こちらはAよりも柔らかく親しみやすい文章になっています。

友達の名前を挙げ、「〜〜だったよね?」という呼びかけ口調が親しみさすさを醸し出しています。
しかし一方で、特定の友達しかウケないというデメリットかあります。
あなたがもし名指しされている〇〇ちゃんであった場合、高校時代に行ったゲームセンターのことも、そこでの思い出も鮮明に思い出すことでしょう。
しかし、それを知らなかった人の場合はどうでしょうか?
思い出を共有できないどころか、「△△(地元のゲームセンターの名前)って何?」と困惑してしまうかもしれません。これはこの文章が「内輪ネタでつくられた文章」だからです。

しかし必ずしも内輪ネタが悪いという訳ではありません。
同じ思い出を共有した友達は大いに盛り上がる事でしょう。
その友達以外の人に配慮する場合は、「△△(ゲームセンターの名前)」を「地元のゲームセンター」と言い換えると理解しやすくなるでしょう。

11-2.説明文章と感情的な文章のいいところと悪いところを知ろう

以上のように、具体的にA、Bの文章を見比べて頂くと、それぞれのいい点といまいちな点が見つかると思います。

・説明文章のいい点:写真に写っている状況が分かりやすい、本人をよく知らない人にも受け入れてもらいやすい
・説明文章のいまいちな点:素っ気ない印象になる

・感情的な文章のいい点:親しみやすい、柔らかい雰囲気になる、仲間内で盛り上がる
・感情的な文章のいまいちな点:内輪ネタになりやすいので他の人が置いてきぼりになる

この二つの文章の特徴を知ったところで、次はどの写真にどちらの文章をあてはめてみようか考えていきましょう。

11-3.伝えたいのは、事実か、気持ちか

これまでお伝えしてきたのは、コメント次第で写真を見たときの印象が変わるということでした。
では、どういう写真にどのようなコメントを付けていけばいいのでしょうか。

ここで考えて頂きたいのは、あなたが数ある写真の中からその写真を選んだ意味です。
プロフィールムービーの写真を選ぶとき、あなたはなぜその写真を選んだのでしょうか。
理由は様々でしょうが、あなたがその写真を選んだわけは二つに大きく分けられます。
自己紹介のための写真と思い入れのある写真です。

前者は”自分はどういう人間なのか”を説明するためのもの。
「○○年に生まれた」「小学校に入学した」「○○大学を卒業した」などは事実を伝えるためのエピソードです。
履歴書で書くような経歴のようなものはこちらに含まれます。
それに対して後者は”自分がどう感じてきたか”を伝えるためのもの。
「大会で優勝して嬉しかった」「突然のプロポーズに泣いた」などは自分の気持ちを表すためのエピソード。
ゲストに対して「いつも相談に乗ってくれてありがとう」「これからもよろしくね」などといったコメントを載せる場合も気持ちを表すためのものなのでこちらに含まれます。

したがって、自己紹介のために選んだ写真は説明文章で、思い入れのある写真は感情を織り交ぜた話し言葉のような文章でコメントを添えてみましょう。

12.まとめ

・プロフィールムービーは素人でも簡単に作成できる!
・用意するのは写真、音楽、コメント!
・現像された写真はスキャナーで取り込み、データの写真はクラウドやUSBで取り込む!
・写真は各パート10枚ずつに厳選する!
・音楽は著作権に注意!
・コメントは写真によって説明文章か話し言葉文章か見極める
・初心者にはパソコン標準搭載の編集ソフトがオススメ!
・スマートフォンのアプリでも編集可能!

13.最後に

いかがでしたでしょうか。
あらかじめパソコンに入っている編集ソフトや無料のアプリを使って実際にやってみると意外と簡単にムービーが作れるかと思います。
予算も削減でき、自分らしさが出る手作りムービー。
楽しみながら作れば、ゲストも喜んでくれる楽しいムービーが完成することでしょう。
手作りプロフィールムービー、ぜひぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

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